今期最も不思議だったのは

同時期に60本もの作品を作れるキャパが日本にあったこと。
自分の様なオタでさえ、なにかにつけ「こんなにアニメ制作会社ってあったっけ?」と思ってしまう訳です。
その理由として、これまで下請け(各話受け)していた制作会社が、元請け(シリーズ請け)になったことが挙げられる。
でもそれなら、そんな下請けを使って複数のタイトルを制作していた会社はどうしているのか。
…もしかしたら、今だけ無理しているのか。
それとも、最近上手くなって来た海外に下請けを出しているのか。
実際、最近のアニメはやたらと中国系の名前が多いような気がする。
しかし、この問題の本質は゛この後゛にある。
今期元請けになった会社は、作品を直に作るという快感と共に、制作費の上昇という喜びを知ってしまった。
そうなると、今の作品が終わった後、素直にギャラの安い下請けに戻れるのか。
もし続けて新作の制作が決まっていたとしたら、アニメ業界全体として見ると、そこには下請けが圧倒的に少なくなるという現実が待っている。
ってことは、制作が間に合わないタイトルが出るってことで…。
いや、それ以前の状況でさえ、崩壊を期した作品もある。
どうするアニメ界、どうするんだ!
…この続きは、半年以降のテレビ画面で。